SOLD OUT
MATERIAL : COTTON 100%
/ RAW INDIGO
SIZE : 36
着丈 71cm
身幅 56cm
肩幅 50cm
袖丈 57cm
SIZE : 38
着丈 73cm
身幅 58cm
肩幅 51cm
袖丈 58cm
MADE IN JAPAN
髙橋大雅の蒐集したアーカイブから発掘した1940年代カバーオールジャケットがベース。
カバーオールはブルーワーカーのための上着であるために内側にポケットがあったり、胸ポケットにペン挿しがあったり複雑なディティールが多い。
今回再構築した1940年代のカバーオールジャケットは、かなり簡素化されたデザインなので物資に乏しい第二次大戦前後だと推測される。
直線的なシルエットをそのまま活かし、薄いグレーとネイビーの配色ステッチ使いも忠実に、ステッチワークに細心に注意をはらい当時の粗い縫製を再現した。
米国産オーガニックコットンを使用し、岡山にある旧式織機で織り上げた3/1左綾、ライトオンスデニム。
現代の織機の10分〜20分の1という低速度でしか織ることができないシャトル織機とも呼ばれる旧式力織機でゆっくりと織り上げたデニム生地は、綿糸本来の凸凹が残り、いい意味でムラができる。
経糸は硫化染料をミックスしたインディゴで、風化したようなグリーンキャストな色味が特徴。ローブ染色で芯白に染めている。
緯糸は時間経過を感じさせる黄ばんだ生成りに染めた特注のネップ糸を使用。
これらの2種の糸を使用することで、Taiga Takahashi独自の、濃くて深みのあるインディゴブルーに辿り着いた。
仕上げには、サンフォライズドと呼ばれる防縮加工が施されている。
「白耳」のセルヴィッジデニム生地になっており、前身返しやカフス裏など各所に白耳を利用している。
このジャケットは片方のみにパッチポケットが付いており、前見頃にあるプリーツを止めるステッチの一本ずつのみという簡素なつくり。
シルエットは真っ直ぐに付いた袖と肩傾斜がない肩線によって、平面的な作りに仕上げた。
特注の刻印入りボタンとバックは全て鉄製で表面にメッキ加工施していないため、時間が経てば錆びることから、経年変化を楽しめる。
シグニチャーの革パッチは奄美大島で泥染めを施した。
平置き採寸になりますので、多少のズレが生じる場合がございます。
着用モデルの身長は男性177cmです。 SIZE 38
詳しい状態を知りたい場合はメールやお電話でお問い合わせ宜しくお願い致します。
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【Taiga Takahashi / T.T】
「過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する」
デザイナー自身が10代より、海外のアンティークディーラーや古美術商を通じて70〜100年以上前の服を収集。
その数は数千着以上にもなる。
それらのコレクションを通し、考古学の観点から現代もしくは未来にも存在する服を研究する。