初めてお伺いした展示会で京都の美味しいご飯やさんの話になって、実は僕も料理するんですよと今まで作ってきた料理の写真を見せてくれた。
プロが作ったものと思えるほどの見栄えで、趣味のレベルではない..
どうやらジビエ料理が好きらしい。
料理の工程も服作りとどこか似ていると言っていた彼の類を見ないほどの変人ぶりは、制作に現れているように思います。
DTの一番の見どころはやっぱりオリジナルの生地ではないだろうか。
今時期個人的に特におすすめなドライタッチのポロシャツは擬麻加工と呼ばれるコンニャク樹脂をコーティングした綿糸と、紙糸を使用したドライな風合いを生み出しています。
シーズンイメージでもある砂浜を凹凸とした編みで表現し、所々に空いた小さな穴は水面に反射した陽の光が風や波の影響で揺れ、キラキラ光る様だそう。
ブライトンのビーチ、閑散とした浜辺で見た光景が彼の手によってこのようにデザインされ、生み出したテクスチャーのフィット感たら。
これから暑くなると少しばかり洋服を楽しむというよりも義務的になったりもするかもしれない。
そんな時にそういえばあんなのがあったなーと思い出してもらえるように、こんなことを書いたりしている。