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2024/11/19 18:17

先日大阪から旅行で来ていた方がどちらも古着のジャケットとラバーコートで悩んでいて、ちょうど探していたのでこちらにしますとジャケットを購入してくれた。
これから夜ご飯と言うので高知の美味しい居酒屋や名物のものを紹介して、行ってらっしゃいと見送った。
後日その男性からあの時のラバーコートまだ残っていたら通販したいと連絡を頂いた。
大袈裟かもしれないが数日間当たり前に起きて歯を磨き仕事に行って帰ったらご飯を食べて寝てと生活をこなす中、頭の片隅にでも弊店のものが占めてくれていることはとても嬉しい。
対応させて頂いたあの時の光景を似合っていたもんなーと思い出しながら梱包して送った。

そんな今日は私もたまたま古着のJKTを着ていた。
肩は全く合わないしサイズも明らか大きいのに色と大きな襟、あとは言葉にできないこなれた格好良さが結構気に入っている。
袖をグッと捲ることによって生まれる自分なりのバランスがある。

なんかスイッチが入って店頭に並んでいるJKTの物色を始める。
弊店は夫婦ともにテーラードJKTが好きなので、どちらかと言えば並んでいる数、提案する数は多い方だと思う。


そういえば真夏に届いていたのにまだ紹介していなかったアルテリアのダブルのジャケットがあるやん!と、ハンガーから肩を外して鏡の前でとりあえず羽織る。と同時に軽っ..と無意識に一人呟いてしまった。
知っているはずなのに咄嗟にまた同じことを発してしまう。
腕を通すことに全くストレスを感じない。
軽さもそうだが、キュプラ100の裏地の滑らかさが絶妙で気の利いたジャケットだなと再度深く頷く。
表ももちろん言わずもがな。スーパー160のメリノウールを贅沢に使用したシャンブレーソフトメルトンですもの。
ボタンホールは互いに1つしかありません。
グッと下がった深いラペルのおかげなのかなんだかよりスマートにまとまっているなと思いました。
そう言えばあまりジャケットを好まないお客様もこれいいねと絶賛してくれていたな。
ジャケット特有の堅苦しさは無く、ジャケットの形をしたセーターのよう。
自然体で羽織れることを前提とした素材選定です。

格好良く着よう!と意気込むのもたまにはいいかもしれませんが、クルーネックのセーターにデニムなのか、スラックスなのか。着飾らずいつもの自分にプラスしてみてください。
きっとより良さがわかると思います。