ここ最近はオマールのコートと言えばコクーンシルエットでしたが今回紹介するのはクラシックなバルマカンコートです。

特に触れることなくハンギングされた状態で見ると一見まぁシンプルなコートといった印象。

ですがそれ故に感じるのは生地の美しさです。

タキシードなどにも使用される高級ウール。

この素材でこそこのミニマムさは光り、逆にこのデザインに対してこの素材を使用するところがオマールの魅力ではないでしょうか。

オマールが選ぶ生地のチョイスはいつも自分の枠の狭さを目の当たりにしハッとします。

着用するとどうなのか。

手に持った感覚は重みがあるのに着るとあら不思議、軽い。。。

錯覚か？と思ってしまうがほんとに軽い。

そしてハンギング時に感じた"シンプルさ"という表現は間違ってはいないものの、なんでしょう、無駄のないストイックな格好良さを最大限に表現したらこうなった、みたいなただただシンプルなものといった簡素なものではありません。

やっぱりこちらは一度羽織っていただきたい。

身体の丸みによって生まれる"なにか"を是非ご体感ください。

何年経っても色褪せない。

その人にとってそれが大切ならばきっとこのフレーズはなにに対しても値してしまうと思いますが、私達からはこちらを

「何年経っても着れる、次世代に引き継がれるべくコート」

だとご提案させて頂きます。