どんなものか見ていない状態でリネンコーティングと言われてどんなものを想像しますか。
逆に、ご覧になりながらこちらがリネンコーティングですと言われて驚かない人が何人いるんだろうか。
要するにびっくりです。
ただただ生地を表裏ひっくり返しながら繰り返しじっくり見ました。
裏を見るとしっかりリネン。
ごわつきはなく光沢感のある優しいリネンを使用しているため、肌に触っても滑らか。
表にはポリウレタンを。
ハンギング時の印象よりも遥かに軽量です。
個人的な感想としてはこのビジュアルでたまにあるぺろぺろ(薄い)だったら嫌だなーと思ったけど、そんな心配の必要もなく。
そこまで厚いというわけでもないですが、いい意味で動きにくくデザインに特化してこそこのビジュアルが成り立っており、それがこのジャケットの一番の正解だということをこの存在感で証明しているのかなと思います。
ポケット内側のイエローの裏地もあえて出しっちゃってもいいんじゃないかなと思えるほどチャーミングな着地点。
うちの中でも特に性別を持たないブランドですが、バックなんかは特に女性からの反響も多いです。
ラグジュアリーな今回のラインナップですが、かえってよりカジュアルなものとの相性が奇妙で良いのかなと思います。