ようやく朝晩と冷え込んできたのでこちらの出番です。
昨年から継続している裏毛シリーズ。
表面も裏面もウォッシャブルの紡毛ウール素材、ガチガチに限界まで編み目を詰め込んだ素材は初見で触れたことがなかった。
さらに着用して部屋着感は一切感じない、型崩れもしない張りのある綺麗なフォルムのまま体にそっとフィットしてくれる。
風も通さないほど度目が詰まっているし、ハリもあって型崩れないなんて固いのか?いいえ、肌触りも良く着心地もきちんと保たれています。
そのうえ手洗い可能はリアルに嬉しい。
パンツ、モックネックに加えてフーディーは今回の新型となります。
二重のフードは重すぎて肩が凝るので後付けフーディーと呼ばれるデザインにした、というのも実用性を兼ね備えていて、デザイナー自身リアルクローズとして着用していることもわかる。
生活にきちんと寄り添っているそういうところもslope slowの良いところだと思っている。
そんな新型フーディーは、まさに最高のワークウェアと言っても過言ではない。
当時ニッチな素材で作る高価なスウェットは一体皆さんに響くのだろうかとデザイナー自身が呟いていた事を思い出す。
それでも作る芯の強さが現れた一枚となったと思う。
トライアンドエラーを繰り返し努力の結果が反映されたプロダクトが響かないわけはなく、これから寒い日々を過ごす日常に欠かせないアイテムになるに違いない。